太陽と海の教室
-STORY-
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理事長室では、神谷がもう一度、櫻井に生徒たちを信じるかと尋ねていた。櫻井は、生徒たちも一人一人の人間だからこそ、信じると言い、辞表も出せないと念を押す。すると、神谷は櫻井に辞める必要はないと言い出した。神谷は、未履修問題の発覚を隠蔽したことから、教育委員会に辞任を求められていたのだ。自分の理念は変わらず、必要悪だと唱える神谷に、櫻井は、どちらが正しかったかは10年後の生徒たちの姿が答えになると告げた。

その日から、3年1組の生徒たちは様々な教科の補習を受け始める。一方で、中断されていた日輪祭の準備も始まった。そんな時、凛久は来年の夏の夢を見たと櫻井に話す。そこには仲間たち、田幡八朗(濱田岳)の姿もあったと言う凛久。このままでいたいという凛久を櫻井は見つめて…。

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