SP
警護報告書
2008.1.19(第10回)

やがて、盛大な拍手に迎えられ麻田がステージに立った。井上が観客に紛れていた大男の存在に気づきSPたちに注意をうながすが、山西は大男の存在でにわかに慌しくなっているSPたちの隙をつき静かにステージへ近づいていく。その時、屋上に身を潜めていた謎の男も、ステージ上の麻田の胸に狙撃の的を絞っていた。大男に視線を奪われるSPたちに注意を呼びかけていた尾形は、山西の姿を確認。慌てて駆け寄ろうとするが人が邪魔して近づけない。その時、アトリウムに銃声が響き麻田の胸が赤く染まる。すぐにペイント弾であることが判明するも麻田は緊急退避することになった。

井上はナイフを持って襲ってきた大男の攻撃を腕で受け止め、素早く大男を倒して麻田に視線を移すが、すでに麻田の前には銃を持った山西がいた。とっさに麻田をかばって山西に撃たれるSP。山西は、さらに麻田の前に立ちはだかった石田、笹本、山本にもためらいなく発砲。会場は逃げまどう人たちでパニックになっていた。人の流れに逆流しながら必死に近づこうとする井上と尾形だが、盾がなくなり呆然とする麻田に「覚えてるか?」と静かにつぶやいた山西の指が引き金にかかり…。

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