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警護報告書
2008.1.19(第10回)

●警護対象者
内閣総理大臣/麻田雄三
●チーム編成
尾形、石田、笹本、山本、井上
●逮捕者
――
●詳細
永正大学・永正記念館落成式当日の朝。第4係では井上(岡田准一)が麻田首相(山本圭)の警護を命じられ上の空の様子。それを気にしつつも準備を始める尾形(堤真一)、そして石田(神尾佑)、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)。また同じ頃、昨夜強奪した拳銃を持つ山西(平田満)、前晩から狙撃銃をスーツケースに隠し会場に潜む謎の男(古山憲太郎)、そしてナイフを持った大男(三代目魚武濱田成夫)が、それぞれ動き出していた。

準備中の会場にたくさんの来賓や見学客が集まる中、尾形は理事官の西島(飯田基祐)と田中(野間口徹)の姿を見つける。やがて麻田首相一行が現れ、式典が始まった。会場に入ってからシンクロを続けていたため強い目まいと頭痛に襲われ苦痛に顔をゆがめていた井上は、もうろうとした目で麻田を見つめる。井上の脳裏には、20年前の惨劇と麻田の口元に浮かぶ笑みがフラッシュバックし視界が二重にゆがむ。麻田に向かい発砲する妄想を抱き、さらに表情をゆがめる井上。

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