シバトラ
-第9話-
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その頃、遼子から落合を追うのを止めるように要請されていたさくらだが、小次郎らの協力もありついに落合を確保する。落合と対峙したさくらは、覚せい剤を警察官僚にまで流していただろうと言い、その相手である島津という警視正本人が証言することになっていると迫る。さくらの言葉に一瞬、顔色を変える落合。それにさくらが自信を得たとき、南原貫太郎(内田滋)が来て、島津が自殺したと告げる。それを聞いた落合は立ち上がると、不敵な笑みを浮かべ部屋を出ていく。
その日の夜、懲罰房の竹虎は小杉から、息子がいじめに遭って自殺していたことを聞く。そして、いじめた少年が若林に似ていたから、若林にきつく当たってしまっていたことを知る。そんな小杉に竹虎は、息子は復讐じみたことではなく、自分が受けたような犯罪が生まれないことを願っていたのではないかと話し、受刑者に息子の姿を重ねて欲しいと頼む。
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