ゾウのはな子
- はじめに -

フジテレビでは今夏、大ヒット曲「千の風になって」の世界観をテーマに、"生と死と命"を描くスペシャルドラマ3本を、4日間に渡って放送します。
その"千の風になって"ドラマスペシャルの第2弾は、『ゾウのはな子』(8月4日放送、土曜プレミアム枠)を放送します。

現在、東京・井の頭公園にある小さな動物園に、一頭のゾウがひっそりと生きています。そのゾウの名前は「はな子」。はな子は今年で60歳。2歳の時にタイから日本にやってきて以来、ずっと日本を見てきた、戦後日本に初めて来たゾウです。
しかし、はな子の数奇で壮絶な運命の話をするには、もう一頭のゾウの話無くしては語れません。そのゾウの名前は「花子」。戦渦において餓死させられた上野動物園のゾウです。
二頭のゾウ「花子」と「はな子」。このゾウたちの運命、そこには日本人が歩んできた戦前、戦中、そして戦後の時代を背負った壮絶で感動的な物語があります。
戦中の上野動物園のゾウのお話は、長い間、小学校の教科書で「かわいそうなぞう」として今の大人たちが親しんだ有名な実話です。

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