離婚弁護士II
-Story-
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その夜､貴子たちは､ｱｯﾌﾟﾋﾙｽﾞ社側の調査を元に､改めて美由紀から事情を聞く｡すると､美由紀の方から角田を飲みに誘ったのは事実だったが､酔いつぶれてしまったせいで､家に送るよう強要したことはおろか､角田が家に泊まったことすら美由紀は覚えていなかった｡
その話の途中で､絵里たちが事務所に戻ってきた｡が､それに気を取られ､集中出来ないでいた貴子は､やる気はあるのか､と美由紀に言われてしまう｡
深夜､ひとりでぼんやりしていた貴子は､奥の部屋から出てきた紀三郎に気づく｡紀三郎は､そんな貴子の気持ちを察し､三神の件は絵里と大介に任せても大丈夫だ､と声をかける｡
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