離婚弁護士II
-Story-
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その日の夕方、ずっと角田を追っていた柳田は、ようやく彼をつかまえた。何も話す義務はない、と言い張る角田に、民事訴訟法で裁判所は何人も証人として尋問することが出来る、と告げる柳田。角田は、言葉を失っていた。
事務所では、亜紀が合コン仲間から得たというある情報を貴子に伝えていた。それは、大我の会社が、近々アメリカの半導体メーカーと映像コンテンツ事業で業務提携するらしい、というものだった。するとそこに、大我本人から電話が入る。

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