大奥
〜華の乱〜
-第十話-
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安子(内山理名)が綱吉(谷原章介)に、柳沢吉保(北村一輝)の処分を迫っているまさにその時、染子(貫地谷しほり)死去の報が飛び込んできた。柳沢の手に掛けられながらも、染子は「吉里の出生疑惑の無念を死んで晴らす」旨の遺書を残しており、意に感じた綱吉は、柳沢の子と知りながら、その出生について異を唱えぬよう臣下らに厳しく言い渡す。それを以って大奥にも平安な日常が戻ったように見えた。
そんな中、お伝の方(小池栄子)が安子を徳松の墓参りに呼んだ。お伝は、目に涙をため長丸に青梅を口にさせたことを謝ると、安子は手を取り「責めを負うべきは、あなた様ではございません」と許す。
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