大奥
〜華の乱〜
-第八話-
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桂昌院を手伝って竹丸を探し疲れた大典侍が、今度は部屋に帰って驚く番であった。犬の毛皮をお伝が置いていったのだ。慌てる大典侍。見つからないよう処理しようと箱に入れ、廊下に出ると女中にぶつかり毛皮が飛び出した。うろたえる大典侍。そこへ安子が現れた。慌てふためいて大典侍は安子に必死で口止めをする。しかし、間の悪いことに桂昌院が通りかかり、毛皮を見てあわや気を失いそうになる。「誰がこのようなことを」と一同に問う。「私でございます」と声を上げたのは、なんと安子であった。

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