大奥
〜華の乱〜
-第六話-
[9/10]
徳松はその晩から高熱で苦しみ始める。一時は小康状態となるものの、再び症状が悪化、三日目には危篤となり、お伝の懸命の看病も虚しく息を引き取った。
徳松の容態を気にした安子が廊下に出ると、泣き腫らした顔のお伝と出会う。お伝は徳松を元に戻せと、安子につかみ掛かる。安子も負けずに「同じ言葉、あなた様にお返しします」と動じない。すると、お伝は「青い梅などで人は死なぬ」と白状してしまった。二人は取っ組み合いの大乱闘に。
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