大奥
〜華の乱〜
-第六話-
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大典侍は、積極的だった。綱吉に恋焦がれる歌など詠んで気を引こうとする。綱吉は長丸の死が心に影を落としており、大典侍と閨をともにする気にならない。桂昌院は大層立腹するが、さすがに綱吉も母の強引な振る舞いに堪えきれず「明日は安子をお呼びください」と申し渡す。
翌日の奥泊まりで安子は、お伝への詮議の件を綱吉に尋ねる。しかし、綱吉は「今となっては、どうなるものでもない」と悲しみに沈む父親の表情を見せた。
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