大奥
〜華の乱〜
-第六話-
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大典侍の気位の高さは信子以上、才気も右衛門佐(高岡早紀)をしのぐばかり。早速、大典侍は奥入りの条件として、新御殿の造営を要求してきた。
信子は仲間が現れたとばかりに大典侍を部屋に招き、右衛門佐を交え、大奥での処し方などを忠告する。だが、部屋を出るなり、大典侍は右衛門佐に「大奥にては、子を持つことこそが第一に人の上に立つ道。私が上さんの子を身籠ればすぐさまお立場は逆になりまする。辛抱も今のうち」と言ってのける。信子は、その言葉を聞き逃さなかった。

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