メイちゃんの執事
*… 第8話(2/4) …*

あくる朝。剣人は、約束の2時間も前からメイが来るのを待っていた。そこに、沈んだ表情でメイがやってきた。剣人は、無理やりテンションを上げ、そんなメイを多目的公園に連れて行く。

メイたちは、園内のさまざまな場所を訪れた。剣人の気遣いもあって、次第に笑顔を取り戻していくメイ。剣人は、意を決してメイの手を握った。メイは、小さく驚いたようすだったが、その手を振りほどこうとはしなかった。変装してふたりの後をずっとつけていた不二子(中別府葵)や凛(忽那汐里)、みるくらは、その姿を見つめて…。

仲本家に戻ったメイは、クラスメイトたちがメイのために寄せ書きした紋章入りの色紙に気づく。が、皆の気持ちを受け止めることができず、途中で読むのをためらうメイ。と、そこに、いきなりローズ(堀内敬子)と執事・桜庭(鈴木浩介)が現れた。

同じころ、多美(谷村美月)は、理人に写真を見せる。それは、メイと剣人が手をつないで歩いている写真だった。

泉たちは、太陽生たちを怒らせた罰として、全員、陰<オンブラ>ランクへの降格を命じられていた。根津(姜暢雄)や木場(夕輝壽太)ら執事たちは、理人を呼びだし、何故メイを迎えにいかないのか、と問いただした。本郷家に仕えることが執事としての仕事だ、と苦しそうに答える理人。青山(真山明大)は、そんな彼に対して、「俺たちはいまのお前を認めない」と言い放った。

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