メイちゃんの執事
*… 第4話(3/5) …*

デュエロの結果を見届けた泉の義母・都(山口香似「)は、そんな泉に冷たい目を向けると、木場を連れて帰ろうとした。その前に立ちはだかったのはメイだった。メイは、デュエロの勝者として、これから先も木場を執事にすることを泉に命じた。その決定を覆すことはできない、とメイ。都の執事は、そんなメイの肩を掴み、どかそうとした。理人はその手をひねり上げると、都にある住所を告げた。実は、都の息子で竜恩寺家次期当主に指名された新之介(庄司龍成)は、泉の父親との間にできた子ではなく、理人が調べてきた場所に住む男の子どもだった。都は、その事実を隠し通してきたが、最近になって竜恩寺家を乗っ取るよう、脅迫されていたのだ。

都は、泉に頭を下げ、竜恩寺家を出て行くと泉に告げる。泉は、自分にはもう都と新之介しか家族として頼れる存在はいない、と返し、これからも一緒に竜恩寺家を支えてほしい、と都に告げる。さらに泉は、デュエロで負けた分の条件は別のものにしてほしいとメイに申し出る。そんな泉にメイは、これからは名前で呼んでほしい、と言い…。

その帰り、理人は、メイの元を離れてしまったことを謝った。そこに割り込んだ剣人は、デュエロの最中にメイが襲われたことを持ち出し、理人を責めた。剣人の話を聞いて、表情を曇らせる理人。メイは、なおも文句を言い続ける剣人を制して、恥ずかしそうに理人に礼を言った。そんなメイのようすが面白くない剣人。その夜、メイは、理人と剣人を連れて仲本家を訪れ、夏美(星井七瀬)たちと食事する。仲本家の面々は、理人が普段からメイの部屋で寝起きしていることを知り、大騒ぎする。同じ部屋で気まずいことはないのか、と夏美に問われたメイは、何故か動揺していた。

寮に戻ったメイは、理人のことを意識してしまい、緊張していた。そこに、いつの間にか多美と神田(阿部進之介)が現れた。メイは、泊まっていけば、と多美を誘った。

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