メイちゃんの執事
*… 第3話(4/4) …*
陰<オンブラ>寮に戻ったメイは、勝手に勝負を受けた理人に反発した。しかし理人は、メイならば泉を救えるはずだと信じ、説得する。そこでメイは、ルチアが両親の遺骨を同じ墓に入れると約束してくれたことを理人に話した。学園にいる理由もお嬢様を目指す理由ももうない、と告げ立ち去ろうとするメイ。理人は、とっさにメイの腕を掴むと、真剣な表情でこう訴えた。「私には理由があります。メイ様にお仕えしたいという理由が」と…。
あくる朝、メイが目を覚ますと、そこに理人の姿はなかった。理人は、メイの朝食とデュエロで着る服を用意して、出かけたのだ。しかしメイは、デュエロの準備をしようとはせず、寮を出て散歩に行ってしまう。
湖のほとりに出たメイは、そこで理人のことを思い出す。出会った日のこと、リカとのデュエロのこと、調理実習でのこと、そして、雨の中で戦う決意をした日のことを…。
同じころ、ある目的があって外出した理人の前に、忍が現れる。忍は、何をやってももう無駄だ、と理人に告げた。忍は、今回のデュエロで何かを画策しているようだった。
メイのクラスでは、すでにデュエロの準備が整っていた。今回は、学園長のローズ(堀内敬子)が審判を務めることになっていた。太陽生たちは、約束の時間になっても現れないメイを不戦敗にするべきだと主張した。そのとき、扉が開いてメイが入ってきた。「私、戦います。ここにいたいから…」。メイは、そういって真っ直ぐに泉を見つめ…。
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