メイちゃんの執事
*… 第3話(2/4) …*
泉のことが気になったメイは、彼女の執事を務める木場(夕輝壽太)から事情を聞いた。そこで木場は、泉が竜恩寺家の次期当主ではなくなったことを告白した。4年前に竜恩寺家に嫁いできた泉の義母・都(山口香似「)から電話があり、都が生んだ子・新之介が次期当主になることが親族会で決まった、と告げられたらしい。泉は、その決定を受け入れ、学園を辞める決意を固めていた。しかも泉は、木場を竜恩寺家に返し、とある財閥の会長と政略結婚させられるのだという。木場家の人間は代々竜恩寺家に仕えていた。木場も、12歳のときから泉に仕えているのだという。泉は、木場が公認執事になったときに、手作りのネクタイをプレゼントした。木場は、そんな泉のことを慕い、彼女のことを心から心配していた。
メイは、心配して探しにきた剣人を引っ張って、一緒に親友・夏美(星井七瀬)の家、仲本家を訪れる。そこでメイは、久しぶりにうどんを打った。そのときメイは、夏美の両親、春平(杉本哲太)と秋子(石野真子)に、ここに戻ってきた方がいいのかな、とこぼす。
同じころ、理人は、金太郎(津川雅彦)のもとを訪れていた。金太郎は、メイのことで戸惑っている理人の心情を見抜いていた。その帰り、理人は、ルチアと忍に出会う。ルチアたちは、パーティーのついでに、金太郎に挨拶をしに来たのだという。そこで忍は、メイがどこまで聞いたのか気になるか、と理人に問いかけた。そんな忍をにらみつける理人。するとルチアは、自分たちとメイでは住む世界が違う、と理人に告げる。メイにはもっと幸せな場所があるはずだ、というのだ。
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