メイちゃんの執事
*… 第2話(1/5) …*
理人(水嶋ヒロ)とメイ(榮倉奈々)は、聖ルチア女学園の学園長・ローズ(堀内敬子)のもとを訪れる。2週間の仮入学期間を乗り越えたメイは、正式に聖ルチア女学園への入学を認められたのだ。ローズは、その証として、黄金色に輝くベルをメイに手渡すと、入学祝いとして、ベルの側面にあるくぼみに星<ステラ>と呼ばれる緑色の小さな宝石をひとつはめた。聖ルチア女学園では、淑女としてのランクが厳格に定められていた。生徒たちは、学業で優秀な成績を修めたり、淑女としての正しい振る舞いが認められたりすれば、星を獲得できる仕組みになっていた。ベルには10個のくぼみがあり、一番下の陰<オンブラ>ランクは緑の星を10個集めれば月<ルナ>ランクに上がる。そこで今度は青い星を10個集めれば太陽<ソーレ>ランクに上がるのだという。ランクが上がるほど星を獲得できる条件が厳しくなるため、多くの生徒は月ランクのまま卒業し、太陽ランクまで上がれるのは100人にひとり程度らしい。
話を終えたローズは、最後に学園の掟をメイに告げた。それは、お嬢様と執事との恋愛は禁止、というものだった。
同じころ、見習い執事としてリカ(大政絢)に仕えることになった剣人(佐藤健)は、リカや不二子(中別府葵)、凛(忽那汐里)らに取り囲まれていた。リカたちは、メイの正体を知りたがっていたのだ。だが、メイが本郷グループの後継者候補であることを口外しないよう理人から口止めされていた剣人は、何も知らない、とシラを切る。そこに、理人とメイが戻ってきた。すると、リカの執事・青山(真山明大)が、ナイフを取り出して理人のジャケットを切り裂いた。学園では、執事の服装も仕えている生徒のランクで決められており、陰クラスの執事はジャケットの着用が許されていないのだ。
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