ロス・タイム・ライフ
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やがてシーンは佳境に突入。大島さんの「ひー、ひー、ふ〜」の掛け声に瑛太さんも参加、そこに中込さんの力んでいる叫び声(芝居)も重なり、病室は一気ににぎやかに。しかも瑛太さんと大島さんのやけに息のピッタリ合った「ひー、ひー、ふ〜」の大合唱が続くと、次第に現場からは笑い声が。カットがかかると瑛太さんも大島さんも笑い出すほどの見事なピッタリぶりだったのでした。ここで忘れちゃいけないのが審判団の存在。ロスタイム中の主人公には審判団が付いて回る…、つまりこの分娩室にも登場するのです。残りのロスタイムを表示する掲示板を持った審判員(幸野友之)が入ってくると、筧昌也監督から「病室内だし、幸野さんもキャップをかぶろうか」と指示。かくして幸野さんは黒いジャージ、黒い短パンで緑の紙キャップを装着して掲示板を持つことに。そのミスマッチ具合に、見るなり思わず笑ってしまう瑛太さんと大島さんとスタッフ。その中で誰より大声で笑っていたのは、自ら指示を出した筧監督。「これはひど過ぎる (笑)」と大笑い。「ひどい」とはミスマッチぶりを示していて、もちろん褒め言葉。まさに『ロス:タイム:ライフ』らしいシーンに。
この後、残り3人の審判団もユニフォームに紙キャップをかぶって登場したのは言うまでもありません。どんな映像になっているのかは、放送でチェックしてください。
数時間に渡った分娩室のシーンが終わると、「カメラマン編」の撮影はすべて終了。数日間、走り抜けた(本当に走り抜けました…)瑛太さんもクランクアップです。監督から花束を受け取ると「こんなに走った現場は初めてです(笑)。出来上がりを楽しみにしています。本当にありがとうございました!」と挨拶。スタッフの盛大な拍手に包まれたのでした。瑛太さん、お疲れ様でした!
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