ロス・タイム・ライフ
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#2 現場トピックス「カメラマン編」 ロスタイムになぜか分娩室!?

「はい!ひー、ひー、ふ〜。はい!ひー、ひー、ふ〜」。とある病院の分娩室から聞こえてくるやけに大きな声。一定のリズムでひたすらこの掛け声をかけているのは「第一節 カメラマン編」の主人公、瑛太さんが演じている中山春彦。しかし、選手名鑑を見る限り中山は独身のはず。そんな中山が、人生の最期のわずかな時間になぜ分娩室に…?

この日も早朝からずっと続いている撮影、瑛太さんはといえばひらすら走っていました。朝一番でオープンカフェ前を全力で駆け抜けてから、場所を変えては走り、場所を変えては走り…と、やってもやっても走るシーンばかり。なにせ『ロス:タイム:ライフ』の主人公たちは時間ない人ばかり。ほとんどのシーンで走っているという厳しい撮影が続くのです。夕方まで続いた全力疾走のシーンが終わり、瑛太さんが向かったのは病院の分娩室。なぜ分娩室なのかは放送で見てもらうとして、分娩室で看護師長役の大島蓉子さん、妊婦役の中込佐知子さんのスタンバイが終わった頃に医療用紙エプロンと紙キャップを装着した瑛太さんが登場。さっそくリハーサルが始まります。

"陣痛に苦しむ妊婦さんを横目に見ながら、部屋の隅できまづそうに立つ中山"というシーンで、壁にくっつくように立った瑛太さんから「なんかオレ、壁と同化しちゃってない(笑)?」と一言。言われてみればクリーム色の壁と瑛太さんが着用している薄黄色の紙エプロンの色が似ているせいで、エプロンから出ている顔と緑色の紙キャップだけが浮いて見えるような…。

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