ライアーゲーム
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9:セットに隠された『ライアーゲーム』の秘密!! Vol.3
───"密輸ゲーム"会場に仕組まれた光の演出!

ヨコヤの出現でさらに波乱の展開を迎えている"ライアーゲーム"3回戦会場を紹介します。スタイリッシュな中にも妖しい雰囲気を感じさせる"密輸ゲーム"会場。空港らしきこの会場の仕掛けとは…?説明してくれたのはセットといえばこの方、美術デザイン・坪田幸之さんです。

「原作にもあるように"密輸ゲーム"であるため会場を空港らしく見せるのは大前提にありました。だたしゲームの展開上、2つの国が対面していること、その2つが通路でつながっていること、中央には検査ルームがあること、という変えられない絶対的な条件があり、それらすべてを満たす建物を探すのは難しいことから最初はセットを建てる予定でデザインを考えてました」(坪田さん)。
複雑な構造の会場をすべて最初から建てるとなるとかなり大変な作業。そんな時にスタッフが見つけたのが現在のセットが組まれているある建物だったのです。もちろん建物が見つかってもそのままというわけにもいかず、そこから再びデザインを考え直してセットを建てたのですが、その期間はなんと1週間(!)しかなかったとか。あの会場はスタッフの努力のたまものなのです。
「まず考えたのが、会場に連れてこられた直たちが入る"水の国"。そこのモニターでレロニラからのメッセージで対立国があることを知らされますが、その時に "火の国"が対面上に見えなくちゃいけない。そうして2つの国が決まったら通路や検査ルームの位置も必然的に決まっていきました」(坪田さん)。

構造が決まったところで、次は"空港らしさ"。ゲート案内の看板や掲示物、世界の時間がわかる時計などでも空港であることはわかりますが、実はこんな仕掛けもあったのです。

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