ラスト・フレンズ
-Story-
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シェアハウスの面々に林田を加えた6人は、遊園地を訪れた。タケルは、寄り添って歩く瑠可と林田の姿を見ているのが辛くなり、目をそらす。と、そのとき、ひと組の家族連れが目に入った。夫や子どもと遊びにきていた白幡優子(伊藤裕子)だった。ほどなく優子もタケルに気づいた。が、何事もなかったかのようにまた子どもの世話を始める優子。次の瞬間、過去の記憶がフラッシュバックして急に気分が悪くなったタケルは、その場から逃げ出してしまう。タケルの異変に気づいた美知留は、しばらく彼を介抱した後、一緒にシェアハウスに戻った。
戻ってきた瑠可たちは、美知留がシェアハウスに戻ってきたことを祝うためにケーキを買ってくる。遅れて、林田も、皆の夕食を買ってやってきた。瑠可は、何気ないそぶりでタケルのカップを手に取り、林田にコーヒーを出した。

その夜、美知留は、宗佑(錦戸亮)に連絡をとって別れると伝えることにした、と瑠可に告げる。自分でけじめをつけたい、という美知留の強い決意を知った瑠可は、何も言わなかった。あくる日、美知留は宗佑に電話をした。美知留は、「ボクは死ぬまで君を見捨てない」「君とひとつになりたい」などと言う宗佑に、辛い気持ちを抑えながら別れの言葉を告げた――。

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