ラスト・フレンズ
-Story-
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別の日、エリは、航空会社の先輩・友彦(山崎樹範)のようすがおかしいことに気づく。理由を尋ねると、妻が家に男を連れ込んでいることを知り、どうすればいいのかわからないのだという。エリは、そんな友彦をシェアハウスに誘った。
友彦は、エリにも協力してもらい、妻がいないのを見計らって自宅からプラズマテレビを持ち出した。その夜、瑠可たちは、タケルも誘ってさっそくDVD鑑賞会を開いた。が、タケルは、映画のラブシーンに耐えられず、そっと席を立つ。その後を追ってきた瑠可は、バルコニーでタケルとレースの話をした。そこで瑠可は、美知留にはレースを見に来てほしい、とタケルに話す。
同じころ、美知留は、急な残業を言いつけられ、宗佑と約束した時間より帰宅が遅くなってしまう。すると宗佑は、美知留が帰ってくるなりいきなり殴りつけた。そのとき、美知留の携帯電話に瑠可から連絡が入る。美知留は電話に出なかった。が、宗佑からそれをとがめられ、自分の目の前で話せ、と命じられる。美知留は、困惑を抑えながら瑠可と話し、なるべく電話はしてこないでほしい、と彼女に伝える。
あくる日、タケルは、客として美知留が働く美容室を訪れ、瑠可のレースを応援してあげてほしい、と告げる。美知留は、応援にはいけないがこれを瑠可に渡してほしい、と言ってタケルにお守りを手渡す。そのとき美知留は、店の外に、宗佑が立っていることに気づく。店を出たタケルは、視線をそらすようにしてじっと立っている宗佑の姿が何故か気にかかっていた。
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