救命病棟24時
- 第3話 -
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救命センターは、進藤一生(江口洋介)と小島楓(松嶋菜々子)を中心になんとか回ってはいるものの、このままではまた崩壊してしまうと澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)は病院へ働きかけ、体制を立て直すことを宣言する。

事故で重傷を負い、運び込まれた患者、立花のバイタルチェックをしている鴨居千夏(北乃きい)のところへ、元救急医の花輪勝司(板尾創路)がふらりと現れ、いつもの軽口をたたきながら、さりげなく患者のケアへのアドバイスをして去った。その様子を見ていた進藤は、過去のカルテを閲覧し、花輪の救急医としての実績を確認する。

花輪はかつての医局長・大山(築出静夫)の病室を訪れていた。自分が救命センターを辞めたことで、他の医師たちの負担が増え、大山が倒れたと責任を感じている。そんな花輪を大山の妻・芙美子(小林かおり)は慰めた。

外来で意識がもうろうとした初老の男性を診ている研修医の工藤亮介(石田卓也)。脳梗塞と診断し、患者を放射線科へ運ぶ。しかし看護師の山城紗江子(木村多江)が、糖尿病の低血糖の症状であることを指摘。澤井は救急看護認定看護師の資格を持つ紗江子を救命センターへ配置換えしようとする。だが、5歳の息子を1人で育てている紗江子は応えることができない。

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