わたしたちの教科書
━- トピックス -━

制作発表リポート・風吹ジュンさんコメント集

「私自身もまだこのドラマの結末は知らないので、なんとも言えませんが、この作品は、いろんな立場でいろんな見方ができるドラマになっていると思うんですね。私が演じる副校長は大きな船を引っ張っていくリーダーということで、何かを捨てて、何かを引っ張っていかなきゃいけない。世の中の選択、社会に向かっての選択をして行かなきゃいけない立場にある。たぶんこのドラマでは、私は敵役なんでしょう。でも、自分は正しいと信じて生きているに違いないと思って演じています。そういう立場の人にもぜひ見ていただきたい。そして、子供を持って、育てて、自分自身もいろいろ経験して思うことは、どんな子も、いじめられている子もいじめる側の子も何か忘れていることがあって、私たちの時代もいじめられたりしていたけど、なんで今の子はこんなに弱いんだろうと思った時に、自分をみつめる魂をもって、自分で自分を俯瞰(ふかん)で考えるということを教えてあげることができたら…という思いを持ってしまいますね」。

ひとつひとつ言葉を選ぶように話すその姿からは、演じる風吹さん自身もまた、深く何かを感じながらこの役に挑んでいるようすが伝わってきました。企画の発端となった脚本家の坂元裕二さんが「使い古された言葉ではありますが、衝撃の問題作です」と明言するこのドラマ。その中で非常に重要な役割を果たす雨木副校長の存在からは目が離せませんよ!

[前へ]

もどる
0.わたしたちの教科書 TOP

(C)フジテレビジョン