わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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音也は、ずっと背を向けて話を聞いていた母に、もう二度とあんなことはしない、というと、就職が決まったことを報告した。雨木は、そんな音也に笑顔を見せ、彼と一緒に帰っていく。
あくる日、珠子と耕平は、洋食店『ぶらじる』で兼良に会い、話を聞く。兼良によれば、明日香をいじめたのは、彼女が兼良の父親の噂を言いふらしたことがきっかけだったのだという。その際、兼良は、雨木といじめについて話していたことを告白する。雨木は、明日香がそんなことをするはずがない、と兼良に言ったというのだ。さらに兼良は、雨木が明日香に宛てた手紙も読んでいた。明日香のカンペンケースを盗ろうとして、見つけたものだった。
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