わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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珠子(菅野美穂)は、法廷の場で、遂に喜里丘中学校の副校長・雨木(風吹ジュン)と対峙する。

被告代理人である直之(谷原章介)から、明日香(志田未来)との思い出について尋ねられた雨木は、彼女とはたわいのない会話をしながらよく一緒に下校した、と答えた。キンモクセイの香りが立ちこめる小さな空き地に寄り道したとき、明日香は、将来の夢を話してくれたという。そのとき明日香は、少し恥ずかしそうに俯きながら、先生になりたい、と言っていた、と涙ぐむ雨木。その姿をじっと見つめていた珠子は、ますます雨木に対する不信感を強める。

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