わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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法廷を後にしようとしていた珠子の前に、兼良陸(冨浦智嗣)の母・由香里(渡辺典子)が現れる。由香里は、裁判のせいで陸がひどく傷つけられたと珠子を非難すると、法廷の場で本人の口から無実を証言させる、と言い出す。珠子は、今回の訴訟はあくまでも学校側の管理責任を問うものであり、生徒を巻き込むつもりはない、と由香里を説得しようとした。しかし由香里は、珠子の言葉にまったく耳を貸そうとともせず、陸を証人として法廷に立たせたい、と直之に申し出てしまう。

珠子は、直之に会い、兼良陸の証人申請をしたことを非難する。しかし直之は、珠子が母親としてこの裁判を戦っているように、由香里もまた子どもをかけた戦いをしているのだから降りるはずがない、と珠子に告げる。

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