わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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亜紀子への反対尋問に臨んだ直之は、傍聴席で雨木の隣にいる人物を知っているか、と亜紀子に問いかけた。その女性は、西多摩市教育委員会で、教員の指導力を調査している村雲初枝(森康子)だった。実は初枝は、雨木の依頼で亜紀子の調査をし、指導力不足という審査を下していたのだ。亜紀子は義務付けられている書類の提出を怠ったり、いい加減な記録や改ざんした記録を提出していたのだという。雨木に対する恨みを晴らそうとして嘘をついたのではないか、と言って直之は質問を終えた。亜紀子は、そんな直之に向かって、何故自分が怒られるのか、と訴え、明日香がいじめられているところを本当に見た、と叫んだ。
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