わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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一方、耕平(伊藤淳史)は、同僚の熊沢(佐藤二朗)と酒を飲みに出かけ、とあるキャバクラを訪れる。そこは、希美(酒井若菜)が学校に内緒でキャバクラ嬢のアルバイトをしている店だった。耕平に気づいた希美は、学校に告げ口しないよう釘をさすと、熊沢を連れて直ちに帰るよう命じる。幸い熊沢はトイレに入っていて希美の姿には気づいていないようだった。

あくる日、珠子は、行きつけの洋食店『ぶらじる』で耕平に会う。耕平は、学校側に無断で朋美に接触した珠子の行為を非難した。しかし珠子は、耕平の言い分などまったく意に介さなかった。その際、珠子は、裁判の原告に会いに行くことを耕平に教える。それは、明日香(志田未来)の父親・謙太郎(河原雅彦)だった。耕平は、娘を放り出し、葬式にすらこなかったような男が裁判に協力するはずがない、と珠子に不満をぶつけた。

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