Dr.コトー診療所2006
-Story-
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コトーこと五島健助(吉岡秀隆)は星野彩佳(柴咲コウ)のため、後遺症の危険性がない方法での手術をすることに。だが、彩佳の主治医、鳴海慧(堺雅人)にはコトーの行動が理解できない。それは、鳴海の過去に起因していた。

鳴海は、会わせたい人がいるとコトーを自宅に招く。そこには、鳴海の妻が器機につながれて横たわっていた。鳴海は、5年前に心臓発作で倒れて以来、コミュニケーションがとれなくなったと説明し、コトーに問う。この状態で、生きているのか? それとも死んでいるのか? と。答えられないコトーに、鳴海は5年前に妻を自ら執刀したと続ける。そして、彩佳に対して家族のような思いがあるのなら、この事実を知っておいてもらいたかったと言う。オペに"絶対"はない…と。

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