Dr.コトー診療所2006
-Story-
[2/5]

その頃、星野彩佳(柴咲コウ)も東京にいた。"春からリハビリの学校に通うため"ということになっているが、実は大学病院で診察を受けるための上京。彩佳は、父の正一(小林薫)にもコトーにも上京の真実を隠していた。

彩佳が島に帰るフェリーに乗る。すると酔客に絡まれた女性、仲依ミナ(蒼井優)を見かねて仲裁に入った志木那島村長、中村三郎(坂本長利)が、はずみで転倒する場面に居合わせた。彩佳は、島のコトーと連絡を取って村長の応急治療を行う。

船が島に到着すると、村長の手術のため一同が慌ただしく準備をする中、ミナが手伝うと言って着いて来た。ミナは、彩佳の後任看護師だったのだ。だが、ミナの手際は悪く、何かと和田一範(筧利夫)がフォローしなくてはならない。彩佳の目には、ミナの態度が無責任に映る。

[←前|次→]

もどる
0.Dr.コトー TOP

(C)フジテレビジョン