一瞬の風になれ
☆あらすじ☆

□第3話

神谷新二(内博貴)は、若菜(福田沙紀)や連(長谷川純)、根岸(遠藤雄弥)らチームメイトに励まされ、陸上部に復帰した。事故で、プロサッカー選手としては致命傷にもなりかねない傷を負った新二の兄・健一(錦戸亮)は、手術こそ成功したが、復帰できるかどうかはまだわからない状態だった。

ある日、陸上部顧問の三輪(内村光良)は、傷だらけになっている古びたリレーのバトンを新二に手渡す。そのバトンは、三輪が現役のころから代々春野台高校陸上部に受け継がれてきたものだという。バトンには、「夢に向かって走れ!」と書かれていた。

新二たちは、陸上部のOB・河野(平山広行)にも指導をあおぎ、真冬の海岸で厳しい練習を開始した。河野はちょうど新二たちの10年先輩であり三輪の十年後輩であるが、河野も当時4継=4×100mリレーの選手だった。練習の合間、新二たちは、河野から思いがけない話を聞かされる。高校時代の三輪たち4継チームは、インターハイを狙えるほどのレベルだったが、三輪がバトンパスをミスして負けてしまったというのだ。新二たちは驚きを隠せなかった。

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