一瞬の風になれ
☆あらすじ☆

□第2話

高2の夏、神谷新二(内博貴)は、引退する先輩・守屋(北条隆博)から、陸上部の部長を引き受けて欲しい、と頼まれる。ここ春高陸上部をいい場所にしてくれ、という守屋の思いを受け止めた新二は、仲間たちや後輩にも心配りをしながら、厳しい練習を続ける。

ある日、新二は、Jリーグで活躍する兄・健一(錦戸亮)に呼び出される。健一は、新二をスポーツ店に連れて行くと、部長になったお祝いだ、といってスパイクをプレゼントした。新二は、いつか自分の試合を見に来て欲しい、と健一に言うと、そのスパイクを大事そうに抱きしめた。

そんな折、新二は、若菜(福田沙紀)から相談を持ちかけられる。短距離選手だった若菜は、顧問の三輪(内村光良)から、中長距離に転向しないかと持ちかけられて悩んでいるのだという。新二は、そんな若菜に、やれるかもしれない可能性があるのだから中長距離を頑張ってみたらどうか、とアドバイスした。その言葉に励まされた若菜は、短距離から中長距離への転向を決意する。

ある日の部活終わり、部室の外で偶然出くわした新二と若菜。なんとなく一緒に帰り始めると、新二の元に、母(長野里美)からのメールが届く。健一が久しぶりに戻ってきたから早く帰ってくるように、という内容だった。新二は、健一に会ってみたい、という若菜を家に誘った。

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