一瞬の風になれ
☆あらすじ☆
若菜は、新二の父(浅野和之)、母、そして健一らと一緒に食事をする。そこで、新二が健一を心から慕っていることを実感する若菜。新二は、兄のことは大好きだが、凄すぎて同じ男として苦しい、と正直に若菜に告白した。すると若菜は、いつも上を見て一生懸命やっている新二の方が凄い、と新二に告げる。
新人戦関東選抜大会の日がやってきた。スタンドには新二の両親も応援にかけつけていた。新二は、健一からもらったスパイクを履いて試合に臨んだ。春野台高校は、桃内(中村友也)、連(長谷川純)、根岸(遠藤雄弥)、新二というメンバーで4継=4×100mリレーの予選に挑み、トップでゴールする。
新二は、スパイクを手に、両親のいる観客席へと駆け上がった。ところがそこに、健一が事故にあったという知らせが届く。人ごみの中で、エスカレーターから転落したのだという。
試合を終えた新二は、健一が収容されている病院へと急いだ。健一は、幸い命には別状なかったが、落ちてきた人の下敷きになって右膝のじん帯と半月板を損傷してしまったらしい。と、そのとき、眠っていた健一が目を覚ます。そこで健一は、チームジャージ姿の新二を冷たい目でにらむと、そんな恰好で病院に来るな、と怒鳴りつけた。健一の態度に激しいショックを受けた新二は…。
[前へ]
△もどる
0.一瞬の風になれ TOP
(C)フジテレビジョン