硫黄島 戦場の郵便配達
みどころ

そんな兵士たちの手紙を硫黄島に届けた男がいる。
木更津航空隊・少尉の根本(ねもと)正良(まさよし)(伊藤淳史)。
当時、若干23歳のパイロットだった根本は、硫黄島への緊急物資輸送を命ぜられ、一式陸攻(=輸送爆撃機)の機長として、硫黄島に手紙を届ける。
学徒出身の根本が初めての硫黄島で見たものは、痩せさらばえた兵士たちの悲惨な姿、そして、家族からの手紙をむさぼり読む喜びに満ちた表情だった。
帰り際、家族への手紙を渡された根本は、以後、命を賭して硫黄島と本土を往復し、血染めの手紙を届けようとする。しかし、硫黄島はすでに本土からの支援もままならない"見捨てられた島"と化していた…

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