硫黄島 戦場の郵便配達
クリント・イーストウッド監督インタビュー
[伊]最後になってしまいますが、「硫黄島からの手紙」を見た人に、何を感じて欲しいですか?
[ク]見た方がそれぞれいろんなこと、映画から伝わってくることを感じて欲しいと思います。
どの戦争であれ、国籍がどこであれ、住む国がどこであれ…戦争に送られて亡くなるのは若者なのです。皮肉なのは、今日では日本とアメリカは友好関係にあるのに、なぜ当時は仲が良くなかったのかということ。状況がちがったからでしょう。そのせいで多くの命が奪われました。どちら側にも良い人間がいました。その戦争のむなしさに気づいていただければ、将来同じことが繰り返されることはないと思います。
[伊]今日はありがとうございました。僕も監督の作品に参加できるようにがんばります。
[ク]今回、あなたがこのドラマに出られたことを僕も嬉しく思っています。ドラマが仕上がったら是非見たいと思います。テープのコピーを送って下さい。
[前へ]
0.サイトTOP
(C)フジテレビジョン