イノセント・ラヴ
-Story-
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佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)に別れを告げ、故郷の長野へと向かった。佳音の記事が、週刊時潮に掲載されたことが原因だった。それは、週刊時潮の記者・池田(豊原功補)が、掲載を諦めて破棄したはずの原稿だった。
佳音は、少年刑務所に服役中の兄・耀司(福士誠治)に面会を求め、6年前の事件のことをすべて思い出した、と告げる。さらに佳音は、付き添いの刑務官・藤堂(二階堂智)に、両親を殺したのは自分だと訴えた。耀司は、必死にそれを否定した。佳音が帰った後、藤堂に頼み込んでこっそり週刊時潮の記事の切り抜きを手に入れた耀司は、激しい怒りに震えた。
同じころ、殉也は、佳音を追いかけて長野に向かう準備をしていた。そこにやってきた美月(香椎由宇)は、殉也が長野に向かおうとしていることを知ると、彼を部屋に閉じ込めて外から鍵をかけてしまう。殉也は、そんな美月に、子どもっぽいことをするのはやめろ、と訴えた。すると美月は、人には悪意があることを考えたことはないのか、と言い放ち、ドアの隙間から佳音の記事が掲載されている週刊時潮を押し込んで殉也に見せた。
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