イノセント・ラヴ
-Story-
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レコード会社から好感触を得た殉也は、佳音にそれを報告しようと、慌てて戻ってくる。だが、佳音の姿はなかった。テーブルの上には、一人前の食事が用意してあり、白い封筒が置かれていた。恐る恐る封筒を手に取る殉也。そこには、短い別れの言葉が書かれていた。

佳音は、長野に向うバスに乗ろうとしていた。家を飛び出し、走って佳音の後を追った殉也は、バスに乗ろうとする佳音の姿を目にする。殉也は、佳音を乗せて走り出したバスの後を追いかけた。必死に走りながら、佳音の名前を叫ぶ殉也。しかし、その声は佳音に届かず…。

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