イノセント・ラヴ
-Story-
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殉也が向ったのは、義道神父(内藤剛志)の教会だった。殉也は、そこにいた美月(香椎由宇)と義道神父に、聖花が危険な状態にあることを伝えると、神を信じられない、と言ってうなだれる。その心情を察した義道は、立ち去ろうとする殉也に、神はどんな罪も許すが自ら命を立つことはだけは許さない、と声をかけた。殉也は、わかっている、と力なく答えると、教会を後にする。
佳音は、聖花の病室で、連絡がつかなくなった殉也のことを心配していた。殉也は、携帯電話にも出ず、どこにいるのかもわからなくなっていた。佳音は、病院に駆けつけた昴(成宮寛貴)に聖花のことを頼むと、アパートへと向かった。以前、殉也からもらったオルゴールを取りに行ったのだ。
佳音は、引き出しの中からオルゴールを探しだすと、もう一度、殉也の携帯電話に電話する。殉也は、ビルの屋上にいた。佳音は、電話に出たものの何も話そうとはしない殉也に、聖花のそばにいてあげてほしい、と訴えた。
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