イノセント・ラヴ
-Story-
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佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)へのクリスマスプレゼントとして、彼の家の玄関先にグランドピアノを模ったオルゴールをこっそり置いて帰った。あくる朝、それに気づいた殉也は、美月(香椎由宇)にオルゴールの件を話す。美月は、聖歌隊の子どもの中の誰かなのではないか、と答えると、「モテモテだね」といって殉也のことをからかった。
佳音は、偽名を使い、清掃員として派遣会社に登録する。紹介された仕事は駅構内の清掃だった。ある日、仕事を終えた佳音は、殉也の家に立ち寄り、こっそり家の中を覗く。そこで佳音は、プレゼントしたオルゴールのメロディーに耳を傾けている殉也の姿を見て、喜びを噛みしめる。ちょうどそこに昴(成宮寛貴)がやってきた。佳音は、昴とすれ違うようにして殉也の家を後にした。
殉也は、やってきた昴に、来週予定されている聖歌隊の慰問コンサートの日、自分の代わりに聖花(内田有紀)のことを見ていてほしい、と頼む。昴は、そんな殉也に、聖花がキレイなままなのは、殉也に愛されているからだ、と告げた。すると殉也は、体はあっても聖花の心がここにないとしたら、自分は彼女の何を愛していることになるのか、とずっと感じていた疑問を口にする。
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