イノセント・ラヴ
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Q.今回のような役柄の場合、例えば自分自身の経験と照らし合わせて演じるわけにはいかないですよね? そういう場合、どのようにキャラクターを作っていくのですか? 役柄を自分に近づけるのか、自分が役柄に近づいていくのか、というだけでも考え方は随分異なると思うのですが…。

秋山耀司っていう一人の人間との出会いだと思うんですよね。だから、コイツはこういうヤツだな、っていうのを僕自身が考えることが大事で…。「この人はこういう人なんですよ」って僕が秋山耀司のことを紹介できるくらい、親しくなればなるほどいいんじゃないかと思っています。僕が近づくのか、あっちが近づくのか、と言われると、どっちなんだろう? もしかしたら両方かもしれない。自分にはない感情を演じることもあるわけで、それがモノ作りの面白さでもあると思うんですよ。「本当だったらここまでやらないでしょ?」っていうところをやった方がいい場合もあるので、そこはバランスを見ながらやっていますね。それが連続ドラマの醍醐味というか…。

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