花嫁とパパ
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三浦誠二(田口淳之介)と別れた宇崎愛子(石原さとみ)は、宇崎賢太郎(時任三郎)の前では気丈に振る舞いながらも、部屋で号泣するほど傷心する。しかし翌朝、愛子は前夜とはまるで違う元気な姿をみせ、賢太郎が三浦の話を振っても、何事もなかったかのように話題をかわす。そんな様子を心配する賢太郎は、愛子を元気づけるにはどうしたらいいかと職場で相談する始末。そんな父親の気持ちを知った愛子は、「お母さんを意識した人に会ったの、初めてだったから」と、三浦と母親・房江(田島令子)に対しての思いを打ち明ける。それを聞いた賢太郎はいてもたってもいられずに、房江が仕事のために来ているという東京の呉服店を訪ねる。店に来た賢太郎を客だと思った房江は、賢太郎の採寸をしながら自分の息子である三浦の話をするが、賢太郎はその他人行儀な口ぶりが気に掛かる。と、そこへ三浦がやってくる。賢太郎が愛子の父親だと知った房江は不快感をあらわにし、三浦にはふさわしい縁談を用意していると言い、愛子とは結婚させられないと念を押す。賢太郎は、娘を嫁にやるつもりもないが、愛子の話を聞いて一度会って話がしてみたくなったのだと話す。しかし、房江は三浦に「実家に帰ってきなさい、言うことが聞けないのなら親子の縁を切る」と言い、その場を立ち去る――。

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