花嫁とパパ
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気落ちした愛子が帰宅すると、家の前に三浦がいた。
会社を早退して母親に会って来たという三浦は、愛子を心配させまいと、母親が愛子との結婚を喜んでいて、愛子に会いたがっているとウソをついてしまう。それを聞いた愛子は、三浦の母親に会ったことを打ち明け、結婚させられないと言われたが、三浦が説得してくれると信じていると話す。ところが、三浦は説得は無理だから、自分たちは自分たちで幸せになろうと言うのだ。賢太郎に認めてもらうためにあれほど頑張ったのに、どうして自分の母親に認めてもらおうとしないのかと尋ねる愛子に、親に恵まれた愛子には分からないと言う三浦。そして、「そんなの幸せじゃありません!」と食い下がる愛子に、親の話は止めてくれと、三浦は思わず声を荒げてしまう。三浦の気持ちが分からなくなった愛子は、このまま付き合いを続けるのはよくないと思うと告げ、三浦に帰ってくれと頼む。

ふたりのやりとりを玄関先で聞いていた賢太郎は、三浦とすれ違いで家に入ってくる。ダイニングテーブルに座ったまま肩を震わせ、ポロポロと涙をこぼす愛子に、かける言葉が見つからない賢太郎。そんな父親に愛子は、「三浦さんと、別れちゃった」と告げ…。

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