花ざかりの君たちへ
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瑞稀が英子とショッピングを楽しんでいると、中津から「これから会いたい」という連絡が入る。なんとなく断れなかった瑞稀は、夕食には戻ると英子に約束をして、中津が待つ場所へ。ところが、やってきた瑞稀が目にしたのは、誰かを待っている様子の佐野の姿だった。ふたりの関係がぎくしゃくしているのを察した中津が、引き合わせたのだ。微妙な距離を取りながらも、佐野が合宿の一件を切り出す。部員の前で土下座したのを見て、自分が傷ついていると思ったかと尋ねる佐野。瑞稀がそれを認めると、自分は瑞稀のために跳んでるわけじゃないから、勘違いするなと言う。瑞稀は、佐野に悪いことをしたと落ち込んでいたのに、そんな言い方はないと反発。結局、いつものような言い争いになった挙句、佐野は後悔しながらもその場を去る。瑞稀も後悔を胸に残しながら、再び両親と合流し夕食を共にするが、その席で、思わずアメリカに帰ろうかなと、つぶやいてしまう。それを聞いた拓見は、やりたいことがあると宣言して家を出ていったのに、志半ばで帰ってくるのかと、ピシャリ。父の言葉に、瑞稀は気が引き締まる。

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