拝啓､父上様
-ﾄﾋﾟｯｸｽ-
熊沢の正妻役で森光子さんが出演!
森光子さん､八千草薫さんによる正妻vs二号の対決!?
ただならぬ緊張感に包まれたこの日のｽﾀｼﾞｵ｡それもそのはず､この日の撮影ｼｰﾝは3話の山場ともいえる熊沢の正妻と二号さんである夢子の対面ｼｰﾝなのです｡そして､熊沢の正妻役は森光子さん｡つまり､森さんと八千草薫さんの一騎打ち(!?)が実現するということ｡これは一大事!ということで､さっそくｽﾀｼﾞｵに潜入してきました!

｢坂下｣杉の間｡そこにはすでに森光子さんがｽﾀﾝﾊﾞｲ中でした｡きちんと正座されて真正面を見つめている森さんからは正妻の威厳が漂っています｡ﾘﾊｰｻﾙが始まり､森さんとは反対にお茶を手に廊下で明らかに動揺している様子をみせているのが八千草薫さん演じる夢子｡ためらいがちにふすまを開けて､いよいよ2人の対面｡緊張の一瞬!…ここからの2人がどんな会話をするのか､何が起こるのかは放送を楽しみにしてください!

2人のｼｰﾝは台本でも数ﾍﾟｰｼﾞの長いｼｰﾝ｡当然､撮影も長時間にわたっていたのですが､その間のｽﾀｼﾞｵは時計の秒針のｶﾁｺﾁ…という音までも大きく感じさせるほどの静寂に包まれていて思わず息を止めたくなるほど(その時計は後にｽﾀｼﾞｵの外に運ばれました)｡途中でｶﾒﾗ位置を直したりと何度かｶｯﾄがかかるのですが､合間のお二人は撮影の続きを考えてか､移動することも正座を崩すこともなくひたすら美しい姿勢を保たれたまま｡まるで本番が続いているよう｡結局､その後も1時間以上続いた撮影の間お二人が正座を崩すことはありませんでした｡さらに撮影が始まってから1度も台本を見直すことがなかったのにも驚きです!

[次へ]
△もどる
0.拝啓､父上様 TOP
(C)ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞｼﾞｮﾝ