拝啓、父上様
-ストーリー-
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田原一平(二宮和也)は、"こわれて"入院した坂下夢子(八千草薫)に弁当を届けるため正月の三が日を板場と病院の往復で過ごした。夢子は面会謝絶のため、届けた後は病院の庭で「恋する男女のフランス語会話集」を読みながら1日を過ごす一平。
1月4日。一平は、クリスマス・イブにナオミ(黒木メイサ)と約束した鎌倉へ向かう。海辺を散歩した後フレンチレストランに行くが、レストランの高級な雰囲気に動揺する一平とは反対に父親とたまに来るというナオミは落ち着いたものだ。ナオミの父親は"ヤバイ人"じゃないかと話していた中川時夫(横山裕)の言葉を聞いて以来、気になっていた父親の職業を聞く一平に、ナオミは偶然後ろの席で食事をしているから呼ぼうかと言う。慌てて断る一平だが、その直後、ナオミは父親は「甃(いしだたみ)の町」を書いた作家の津山冬彦(奥田瑛二)だと話す。驚き動きが止まる一平。
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