拝啓、父上様
-ストーリー-
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元日。一平とナオミは朝9時に毘沙門天で待ち合わせをして七福神めぐりをスタートした。行く先々で雪乃と夢子にすれ違い、しかも少しずつ大胆になってくる2人の尾行を振り切るように歩く一平。七福神めぐりを終えた一平とナオミは4日に鎌倉にフランス料理を食べに行く約束をして別れた。その直後、一平の携帯電話に雪乃から着信が入る。ひどく慌てた様子で、とにかく「坂下」に来て欲しいと告げて切れた電話に一平はタクシーに飛び乗った。
一平が「坂下」に着くと、雪乃は夢子が"こわれて"しまったと言う。一平や雪乃、加納(河原さぶ)、シャク半(松重豊)を前に、もう亡くなっている熊沢が実は生きていて、これから「坂下」に来るからと嬉々と話す夢子を複雑な思いで見つめる面々。澄子もかけつけ、襲われたことを思い出し一瞬あせる一平だが澄子はあの晩のことは忘れているようだった。夕方になり、修善寺に出かけていた律子、保(高橋克実)、エリが戻ってきたところで夢子は救急車で病院へ運ばれた。

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