拝啓、父上様
-ストーリー-
[3/5]

その帰り道、喫茶店「ルオー」に立ち寄った一平は『恋する男女のフランス語会話集』という本を目にする。聞けば忘れ物だというので、その本を借りることにした。そして「水商売の女性を年の瀬に1人にしちゃいけない」というルオー(久保隆徳)の助言を受け、一平は母・雪乃(高島礼子)の元へ向かった。雪乃は一平に好きな子がいると知り興味津々の様子で、紹介しなくてもいいから見せろとせがむ。
元日に夢子(八千草薫)と、正月の習慣で神楽坂界隈にある七福神を祀った寺や神社を歩いて回る"新宿山の手七福神めぐり"をするので、一平も彼女と回れと言うのだ。雪乃は彼女が緊張しないように自分たちの存在は内緒でいいと話を一方的に進める。そんな雪乃に押し切られる形で唐沢ナオミ(黒木メイサ)に電話をした一平だったが、ナオミは意外にも快諾する。

[前へ|次へ]

もどる
0.拝啓、父上様 TOP

(C)フジテレビジョン