拝啓、父上様
-ストーリー-
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そんな折、一平に夢子から呼び出しのメールが届く。待ち合わせの喫茶店へ行くと巣鴨帰りの夢子がガモカジファッションで待っていた。家出の件で迷惑をかけたことを謝りつつも、一平が夢子の部屋に忍び込んでから見つかるまでの様子を興味津々で聞く夢子。そして突然12月24日に行われる第九のコンサートチケットを2枚差し出した。興味がないと断りかけた一平だが、ナオミのことを誘う口実を探していたことを思い出してもらうことにした。ところが、その直後に夢子からエリを誘ってあげてと言われてしまう。
その夜、閉店後に板場へ来た律子は仲居頭の澄子(森上千絵)を呼ぶ。料理に使用した魯山人の皿が欠けていたとお客から注意を受けたことを恥をかいたとすごい剣幕で怒り出す律子は、澄子に帳場に来るように言い渡して去る。律子と入れ替わりに入ってきた夢子が優しくフォローするが、一平が帰るまで澄子は帳場から戻ってこなかった。
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