拝啓、父上様
-ストーリー-
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田原一平(二宮和也)は、唐沢ナオミ(黒木メイサ)と再会できたことの喜びと、小宮竜次(梅宮辰夫)が板前を辞めるらしいと噂を聞いた衝撃で、竜次とナオミが一緒にパリに向かう奇妙な夢にうなされる。目を覚ますと部屋のドアをノックする音が聞こえた。時計を見るとまだ夜中の3時前だ。訪ねて来たのは仲居の松子(高橋史子)で、昨晩の竜次が板前を引退する話は自分の勘違いだったから絶対に口外しないようにと念を押して帰っていく。

忘年会シーズンをむかえ、いつもに増して忙しい「坂下」。修行のため坂下エリ(福田沙紀)が夜だけ仲居として働き始めた以外は何も変わらない板場の様子に安心する一平。そんなある日、一平は坂下律子(岸本加世子)から帳場に呼ばれる。坂下夢子(八千草薫)の家出の一件で律子に怒鳴られたこともあり緊張する一平だが、律子は新しいアパートを時間があるときに見てくるように話し、怒鳴ったことを謝った。

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